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前述のように、パターンは、正方形あるいは長方形のタイルを敷き詰めて作成します。理想的なのは、パターンを継ぎ目なく敷き詰めて、パターンのエッジが見分けられないようにすることです。Corel Painter では、パターンを適用する前にパターンのエッジを変更して、継ぎ目のないパターン タイルを生成できます。ただし、パターンの塗潰しを直接変更して、パターンの継ぎ目を修正することもできます。
左: パターン タイルには白いエッジが見えていて、これが各タイルの仕切りになっています。右: 白いエッジが背景色で塗り潰されて、継ぎ目のないパターンが作成されました。
Corel Painter で継ぎ目のないパターン タイルを作成する機能には、色の回り込み、継ぎ目の回り込みの 2 種類があります。
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色の回り込み - イメージのいずれかのエッジから外にブラシストロークをドラッグした場合、イメージの反対側にそのブラシストロークを続けて適用することができます。この機能を使用すると、各パターン タイルのエッジ変更を短時間で行うことができます。 |
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継ぎ目の回り込み - パターン タイルの継ぎ目をイメージの中央に移動させることができます。これによって、色調の違いがより明確になるため、修正しやすくなります。この機能を使用すると、パターンを塗潰しとして適用した後に、パターンを変更できます。 |
左: エッジを変更する前のパターン タイル右: [ストレートクローン] ブラシおよび色の回り込み機能を使用してエッジをペイントした、同じパターン タイル
継ぎ目のないパターンを作成する場合は、ガラス越し効果、スーパーソフト効果 ([ラップアラウンド] チェック ボックスをオンにする)、ほとんどの色調処理効果などの効果を適用することもできます。中には、[表面テクスチャの適用] のように、設定によって目立つ継ぎ目ができてしまうものもあります。詳しくは、効果を適用する.を参照してください。
| パターン タイルから継ぎ目のないパターンを作成するには |  |
1 |
[ウィンドウ]  [メディアコントロールパネル] [パターン] を選択します。 |
2 |
[パターンセレクタ] をクリックし、[Painter のパターン] ライブラリ パネルで、タイルを修正するパターンをクリックします。 |
3 |
[パターンタイプ] ボタン  をクリックして、[パターンの確認] を選択します。 |
書類ウィンドウにパターン タイルが表示されます。 |
4 |
いずれかのカラー ブラシを使用して境界線をペイントするか、[水彩] または [溶かし] の手法のブラシを使用して境界線をにじませます。 |
5 |
[パターンタイプ] ボタンをクリックして、[パターンの取り込み] を選択します。 |
6 |
[パターンの取り込み] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスに名前を入力します。 |
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イメージの詳細部分を維持するには、[ストレートクローン] ブラシを設定して、イメージの一部分からクローンを作成します。詳しくは、クローンでペイントするを参照してください。 |
選択領域をレイヤーにコピーして、それをエッジに移動することもできます。境界線を目立たないようにするには、レイヤーをぼかしたり、不透明度を低く設定します。希望どおりの効果が得られたら、レイヤーを固定します。レイヤーの使用方法について詳しくは、レイヤーを参照してください。 |
| パターン塗潰しから継ぎ目のないパターンを作成するには | |
1 |
新しい空白のイメージを開きます。 |
2 |
[ウィンドウ] [メディアコントロールパネル] [パターン] を選択します。 |
3 |
[パターン] パネルで [パターンセレクタ] をクリックし、[Painter のパターン] ライブラリ パネルで継ぎ目を変更するパターンをクリックします。 |
4 |
[レイヤー] パネルの [キャンバス] をクリックします。 |
5 |
ツールボックスから塗潰しツール  を選択して、キャンバスをクリックします。 |
6 |
[パターン] パネルで、[パターンタイプ] ボタン をクリックし、[パターン化] を選択します。 |
7 |
ツールボックスで、手のひらツール  をクリックします。 |
8 |
Shift キーを押したままイメージ内をドラッグして、タイルの水平方向エッジと垂直方向エッジの交点を表示します。 |
9 |
以下のいずれかの操作を行います。 |
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いずれかのカラー ブラシを使用して境界線をペイントするか、[水彩] または [溶かし] の手法のブラシを使用して境界線をにじませます。 |
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[ストレートクローン] ブラシを使用して、境界線の外側をペイントし、イメージの詳細を保持します。詳しくは、クローンでペイントするを参照してください。 |
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選択領域をレイヤーにコピーして、それをエッジに移動することもできます。境界線を目立たないようにするには、レイヤーをぼかしたり、不透明度を低く設定します。希望どおりの効果が得られたら、レイヤーを固定します。レイヤーの使用方法について詳しくは、レイヤーを参照してください。 |
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パターンの塗潰しに行った変更は、元のパターン タイルには反映されません。 |
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